のぼり旗を作るときの印刷の手法はシルクスクリーン印刷で行われるケースが多いといいます。
シルクスクリーンは、孔版印刷の一種でメッシュ状になっている刷版に孔を設けてその孔部分に
インクを付着して印刷する手法の総称です。のぼり旗以外にも、Tシャツやトートバッグ、
生地などの布製品などノベルティグッズで活用するアイテムの名入れでも使用されることが多いようです。
のぼり旗は、道案内や誘導などの目的で道路沿いに設置されたり、イベント会場などでは自社ブースの宣伝、
お店の場所をドライバーに伝えるなどいろいろな目的で使用されます。最近は、テイクアウトを始めた飲食店などが
店先にお弁当の文字を入れたのぼりを立てることも多くなっていますが、のぼりは遠くからでも目立つなどの視認性が
高いアイテムです。
ただ、デザインを考えるときには相手にどのようなことを伝えたいのか、これを明確にしておくことが重要です。
集客効果を高めるデザインを作りたいとなったとき、それを制作会社に依頼すれば画期的なキャッチコピーを含めた
デザインを提案して貰えますが、制作会社の担当者も何を一番に伝えたいのかそれを把握できないと集約力を高める
デザインを作ることはできません。
のぼり旗のデザインを作る上で重要なこととは?
のぼり旗のデザインを考えるとき重要なことは何を伝えたいのかを明確にすることですが、これに加えてのぼりを
使うためのコンセプトやバランスが大事です。ちなみに、のぼりはシルクスクリーン印刷で簡単に作ることができる
メリットがありますが、作るときそれを見て欲しい人の状況とそれを見たとき、どのようなことを知って欲しいのか、
これらを決めておくとデザインは比較的容易に作ることができます。
飲食店のオーナーさんがオープンするお店に設置するのぼりのとき、落ち着いて食事を楽しめるお店の形で集客したい
場合どのようなお客さんに来て貰いたいのか、年齢層や性別などの属性などを含めてコンセプトを設定すると良いでしょう。
コンセプトが決まると、それを基にして主体となる色に落ち着いた色合いでもある茶色を選択、文字はある程度余裕を
持たせると同時に年配の人にも認識しやすくするために大きな文字を使いましょう。
コーヒーショップの場合は、コーヒー豆などのイラストを入れておくと分かりやすいですし、飲食店でテイクアウトメニューを
アピールしたいときには持ち帰ることができる、これを明確に訴求できるイラストを起用するなどがおすすめです。