カテゴリー: 役立つ場面や活用法

ピンク色の生地に書かれた作品のぼり旗

日本ではこれまでに非常に多くの数ののぼりが作られてきました。
こうしたものの多くは、あまり多くの人に知られているものではありません。
ですが中には、非常に多くの人に知られているようなものもあります。

多くの人が知っているのぼりに共通していることは、有名な人の手によって作られたようなものです。特にアーティストにより作られたものの中には、歴史的に非常に有名なものもあります。このようなものの代表的なものが、アーティストの松澤宥さんが制作したものです。

松澤さんは芸術家としてさまざまな作品を制作してきましたが、彼の作った作品の中でもこののぼりは特に有名なものです。松澤さんがこの作品を初めて公に発表したのは1966年の8月のことです。

展示されたのは大阪府の堺市内にある体育館です。この場所を選んでこの作品が公開されたのは、当時この体育館で現代美術を専門に扱った芸術のイベントが開催されていたからです。

ピンクのぼり

このイベントに出品するために松澤さんは、この作品を作りました。ピンク色の生地を使用して作られているので、ピンクののぼりという名称でも多くの人に知られています。ピンクという名前が広まったのは、この色にインパクトがあったからです。

書かれている衝撃的な文章が目を引く

松澤さんが制作した作品が多くの人に知られているのは、そのピンクの色以外にも理由があります。特に多くの人から注目されたのは、幟の上に書かれている非常に衝撃的な文字です。

この幟の上には「人類よ 消滅しよう 行こう 行こう」という文字が書かれています。
松澤さんがこのようなメッセージを幟の上に書いたことには、さまざまな理由がこのような憶測されています。本当に人類が消滅することを望んでいるならば、わざわざこのようなことは書かないと考えている人もいます。

色を考えてのぼり旗を作る

消滅という言葉は松澤さんにとって非常に重要なテーマであり、このテーマに基づいてさまざまな作品が制作されました。人類が消滅することはより良い世界が実現するための反語であるとも考えられています。

この作品は堺市市で開催された芸術のイベントに出品された後も、続けてさまざまな場所で公開されました。

長野県の諏訪湖でもこの作品は展示されています。この幟の高さは全長およそ20メートルほどの長さで、これは諏訪にある御柱の高さと同じくらいです。その他にこの作品は東京都内でも展示されました。展示されたのは都内にある美術館です。広島にある美術館にも展示されています。

地震などが起こった時にのぼり旗を

日本は地震が多いと言われている国です。近年では、大きな地震だけではなく大きな台風が上陸したり、水害によって家が流されてしまうなど自然災害がとても多くなっています。このような時、一刻も早く一人でも多くの人が避難しなくてはなりません。

これまで多くの住民に声かけをするために、それぞれの地域の消防団員の人などが避難誘導することが多かったです。まだまだ今後もこのようなことが多くみられるかもしれません。確かに、人が目で見てどこに住民がいるのかを確認しながら、多くの人の命を救うのは良いことと言えます。

ただし、残念ながら消防団員などが住民を救う最中に命を落とすこともあります。そう考えるとこう言う時こそのぼり旗を活用すると良いのではないでしょうか。人の手を借りないといけない高齢者など以外は、のぼり旗の案内に従って行動してもらうと良いです。

のぼりで誘導

人の手を借りなくて済むことで、その分他のことができるようになれば自然災害で大きな被害を受けたとしても、早く対応できるようになるかもしれません。一人でも多くのスタッフが必要な時も、のぼり旗をうまく使いこなすことで、効率よくスタッフを配置できるようになるでしょう。

避難する人のために使ってみよう

自然災害が起こった際に、どこへ避難すれば良いのかわからない人は多いでしょう。自分が住んでいる地域に必ずあるはずですが、きっとどこかにあるだろう、大地震などが起こらなければ避難しなくて済むと思って日頃から何も確認していない人も多いかもしれません。

近年では、大型の台風が上陸することも増えましたし、ゲリラ豪雨が同じところに居座って大規模な水害が起こることもあります。こう言う時に、のぼり旗を使って避難場所を示すと良いです。そうすれば、スタッフを使わなくて済むのでより多くの人の命を守ることができます。

のぼりを目印に

意外と人は日頃から地震や台風などの対策を講じていないのかもしれません。しかし、地域に住んでいる人たちの命を守らなくてはなりませんから、こう言う時にのぼり旗を活用してみてください。実際に使ってみると、大きな力を発揮していると感じるはずです。

とても目立ちますので、いざと言う時にとても助かります。すぐにどこに避難場所があるのかがわかるはずです。一人でも多くの住民に伝えることができますので、まだ使っていないのであれば早速注文すると良いです。ネットで手軽に注文できますので避難場所を示すのぼり旗を作りましょう。